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2018年10月のネタ帳・雑感

2018年10月中に松之丞が口演しました演目(ネタ)一覧です。
全47席

講談には「連続物」と呼ばれる、ひとつの長いストーリーのものと、「端物」という一話完結のものがあります。
「連続物」は、すべてを口演すると一日では終わらないので(最長で、なんと1年かかります!)
うち20分〜小一時間に区切った1話ずつ読むことが多いです。

「連続物」の九割は、わたしの師匠・神田松鯉から教わりました。
ですので、1話の区切りも、師匠・松鯉に準じています。
このネタ帳では、わかりやすく「◯席目」と表記することにします。

また、わたしが自分で作った話=新作講談もありますので、それは(新作)と表記します。

各演目のあらすじ・解説は、追って更新してゆきたいと思っています。
演目の前の「◯席」というのが、10月中に口演した回数です。

「ネタおろし」とは、初めてお客様の前で口演することをいいます。
ネタおろし後、集中的に口演することが多いです。

<10席>
「鼓ヶ滝」

<7席>
源平盛衰記より「扇の的」

<6席>
寛政力士伝より「雷電の初土俵」

<3席>
慶安太平記より「正雪の生い立ち」(1話目)
難波戦記より「本多出雲守の討死」←ネタおろし

<2席>
徳川天一坊より「名君と名奉行」(1話目)
赤穂義士銘々伝より「徳利の別れ」
徳川天一坊より「天一坊の生い立ち」(2話目)

<1席>
赤穂義士銘々伝より「安兵衛婿入り」
天明白浪伝より「八百蔵吉五郎」(8話目)
「中村仲蔵」
「淀五郎」
天保水滸伝より「ボロ忠売り出し」(3話目)
天保水滸伝より「潮来の遊び」(5話目)
慶安太平記より「楠木不伝闇討ち」(2話目)
慶安太平記より「丸橋忠弥登場」(3話目)
「しゅうまい」(新作)
寛政力士伝より「谷風の情け相撲」
寛永宮本武蔵伝より「山田真龍軒」(15話目)
慶安太平記より「戸村丹三郎」(6話目)

あっという間に10月も過ぎて、年内もあと2ヶ月。もろもろ色々あったけど、ペン・プラス発売が一番大きい気がするよ。

売れて欲しい。これが売れると、次につながると思うんだ。講談界的にも。

あと山翁祭り。大師匠の命日。

鯉栄姉さんと、アドリブで掛け合いの「海賊退治」が面白かった。リバースとか普通ないよ。ああいう形式はお祭りだと面白い。

あと「名君と名奉行」はなんとか一軍ネタになりそうな空気があった。参考資料として大師匠の86歳の時の音源が好き。ふわふわしてて、あったかく。そして面白い。

もう芸歴12年目。まる11年。早いなぁ。師匠が元気で何よりだ。それに尽きる。

後輩もどんどん増えてきて、言うことなし。講談界の未来は明るい。