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2017年11月のネタ帳・雑感

2017年11月中に松之丞が口演しました演目(ネタ)一覧です。
全52席

講談には「連続物」と呼ばれる、ひとつの長いストーリーのものと、「端物」という一話完結のものがあります。
「連続物」は、すべてを口演すると一日では終わらないので(最長で、なんと1年かかります!)
うち20分〜小一時間に区切った1話ずつ読むことが多いです。

「連続物」の九割は、わたしの師匠・神田松鯉から教わりました。
ですので、1話の区切りも、師匠・松鯉に準じています。
このネタ帳では、わかりやすく「◯席目」と表記することにします。

また、わたしが自分で作った話=新作講談もありますので、それは(新作)と表記します。

各演目のあらすじ・解説は、追って更新してゆきたいと思っています。
演目の前の「◯席」というのが、11月中に口演した回数です。

「ネタおろし」とは、初めてお客様の前で口演することをいいます。
ネタおろし後、集中的に口演することが多いです。

<9席>
赤穂義士銘々伝より 「神崎の詫び証文」

<6席>
寛政力士伝より「雷電の初土俵」

<4席>
源平盛衰記より「扇の的」
寛政力士伝より「谷風の情け相撲」
「小猿七之助」←ネタおろし

<3席>
男伊達昔風俗〜幡随院長兵衛より「芝居の喧嘩」
天保水滸伝より「鹿島の棒祭り」(2話目)
天保水滸伝より「ボロ忠売り出し」(3話目)
三家三勇士より「和田平助」

<2席>
「青龍刀権次(上)」
寛永宮本武蔵伝より「山田真龍軒」(15話目)

<1席>
「青龍刀権次(下)」
日本名刀伝より「正宗の婿選び」
真景累ケ淵より「宗悦殺し」
徳川天一坊より「天一坊の生い立ち」(2話目)
「淀五郎」
赤穂義士銘々伝より「安兵衛婿入り」
慶安太平記より「戸村丹三郎」(4話目)
寛永宮本武蔵伝より「狼退治」(4話目)
浪速侠客伝より「違袖の音吉」

早いもので、もう11月も終わりです。

11月下旬は毎年師匠の芝居なので、他の仕事は基本外しているのですが。

それがちょうど年間の中で、良い休息の日々になりました。

毎日、お客様も大入り満員で。私が長年師匠の末廣亭に出させて頂いている中で、ずば抜けて人が多かった気がします。

円楽師匠もおでになったり、他の出演者の凄みによるものだと思います。及ばずながら、私も少し貢献出来ているとしたら、これほど嬉しい事はないです。

寄席が良いなぁと思うのは、夜になると末廣亭に行くという、当たり前の流れですけど。10日間そのリズムに慣れるのが愛おしいです。

人はリズムの中にいると、身体も健康でいられる気がします。12月も頑張ります。

「小猿七之助」ネタ下ろしが収穫。